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2012-02-17
シューマンの指からの小曽根真さん

昨日は銀座ヤマハの小曽根さんのインストに行きました。なんだか最近銀座ヤマハに行きまくってる気がする…。あそこまで楽譜が何でも揃う店は他にないんだよな~。ネットだと中を見れないから面倒ながらも行ってしまう。
小曽根さんの演奏、初めて聴いたけど、こんなに軽やかに自由に音楽をできるものなのか!と驚愕。
自分はオーボエだからかもしれないけど、楽器に音楽を邪魔される感じがいつもあり、思い通りにいったことが一度も無い(笑)のに対し、彼は頭に思い描いたものがそのまま楽器を通し出てくる感じ。
お話もとても面白く、「即興をするときに音階を考えるとできない、言葉を話す時に文法を考えていては間に合わないのと同じ」「昔の自分の曲を聴くと当時考えていたことが思い出され、昔の自分に励まされる」など印象的な話が沢山。
ロビーで演奏している本人が一番寒いはずなのに、こちらを気遣かって下さるなど人柄も素晴らしく、自分も見習わなくてはと思いました。
話は代わり、この本ですが曲の描写や音楽家の心理がわざとらしくなく書かれていて、内容はミステリーで意外な結末。私は先が気になり読むのを止められないくらいハマったのでオススメします!シューマン好きは勿論そうでなくてもオススメ。全体の雰囲気は耽美でいて冷たい感じです。表紙も痛々しくて素敵。
今日はいい天気。楽しい一日になりますように。
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